1983年11月、来日中のレーガン大統領は国会演説で一人の男の名を口にした。
長沢鼎、耳慣れない名であった。
在カリフォルニア日系人すら「WHO?」ということだった。
そのザ・グレートマンとは幕末の薩摩藩英国留学生であった長沢鼎(本名:磯永彦輔)。
レーガン大統領がベタぼめの日系ブドウ王は薩摩藩のサムライ留学生だったのだ・・・・。
20年前、アメリカで発行されるUS・JAPAN BUSINESS NEWS(現在は廃刊)という日本語で制作される週刊紙があった。
その週刊紙に長沢鼎の子孫である方(山路弘行 さん)が寄稿された記事が載った。
ではその記事をご紹介しよう。