「畑から台所まで」が守備範囲
市場流通は販売に振り回されて産地対策がいまとても疎かです。
しかし、国内産地あっての市場です。
輸入品は基本的に市場流通をしません。市場外流通をしていますから・・・。
だから高値相場を市場が喜んでいたら、気がつくと市場外は輸入品で埋められていたということにもなりかねません。
メルマガでは国内産地対策の大切さを考えています。
関心のある方はメルマガ登録(無料)をお願いします。
市場流通は販売に振り回されて産地対策がいまとても疎かです。
しかし、国内産地あっての市場です。
輸入品は基本的に市場流通をしません。市場外流通をしていますから・・・。
だから高値相場を市場が喜んでいたら、気がつくと市場外は輸入品で埋められていたということにもなりかねません。
メルマガでは国内産地対策の大切さを考えています。
関心のある方はメルマガ登録(無料)をお願いします。
総合スーパー(GMS)各社は、販売不振で青息吐息である。
セブン&アイ・ホールディングスは、傘下のイトーヨーカ堂の約2割に当た る40店程度を2020年2月までに閉鎖する方針。
イトーヨーカ堂が展開する181店のうち、不採算店を地域を問わず整理し、採算の改善につなげる。まずは来 年2月までに数店を閉鎖するという。
堅実経営を誇るイトーヨーカ堂でこうした状態だから、GMSを展開する同業他社の状況も察しがつくだろう。
かつてセブン&アイの鈴木敏文会長兼最高経営責任者(CEO)は、イトーヨーカ堂の現状に「過去の売り手市場の時代から脱却できていない」と厳しかった。
そこで青果物の販売も考え直さねばならないだろう。
産地は大型共販体制の軌道修正を迫られる。
どこでも、だれでも栽培できるような品目を栽培していたら、リピートなどこない。
これまで東京青果は堅実な取組みをしてきた。バイイングパワーに物言わせて、無理難題を要求してくるGMSには上手に距離をおいていて、本格的には取り組んでいない。
地元密着型の堅実な経営をするオーケーストアやサミットストアなどと神田市場時代から取引をしてきた。こうしたスーパーはGMSが販売不振に喘いでいるなか堅実な経営で業績を伸ばしている。
東京青果がいち早く開発部をつくり昭和40年代から量販店対応のノウハウを積み上げてきた。商社の国分とも業務提携をして市場外の空気をどんどん取り入れている。
産地だって出荷の絞込みをしているので、販売力のない市場は集荷ができなくなってきた。ソーシアルメディアにも取り組めないような市場では一挙に淘汰の波に飲み込まれるだろう。
市場取引で売買成立後の卸売会社の事務作業を「仕切り」という。
卸売会社は商品名、個数、価格など詳細を明記した販売原票などの仕切り書類をもとに、売り先に請求書を発行する一方、出荷者の生産者(農協)に代金を支払います。
こうした仕切りが卸売会社の最大の事務作業となりますが、モノが売れない時代になると、この仕切りをいじくることがまま起こります。これが仕切り改ざんです。
仕切り改ざんには基本的に2通りがあります。
「増し仕切り」と「減仕切り」
出荷者と卸売会社の力関係もみておかねばなりません。
いずれにしても明らかに法令違反です。
「増し仕切り」は産地の圧力に屈して、卸売会社がそうせざるを得ない場合もあるでしょう。
また明日、勝負をしたいために、無理を承知で仕入れをしなければならない時だってあります。
ここを「販売経費」と考えるところもあるようです。
実際の取引より高く売ったように値段を改ざんするものですが、売り先にも出荷者側にも実損が発生しないので表立って問題視されることはありませんが、内部では問題が解決していません。
だから本日の仕入れと本日の売りと在庫をチェックしておかねばなりません。(毎日、たな卸しをする必要があります)
供給過剰のなかで出荷者が希望する価格を確保するのは容易ではないし、といって希望する値段以下で販売していたのでは、出荷者は出荷を敬遠します。
委託販売手数料を収益の柱としている卸売会社にとって、これは死活問題です。
、
さて問題となるのは逆のケースの「減仕切り」です。
出荷者に実際に売れた値段より安い価格で決済するもので、簡単に言えばピンはねです。
マスコミでもよく追及されてきた問題ですが、卸売人が意図的に行うより、偶発的に発生するケースもあります。
しかし、いまは農協の力が卸売会社より強くなってきましたのでこの「減仕切り」をするより「増し仕切り」をさせられているところが多いようです。
産地の力が強い⇒「増し仕切り」
卸売会社の力が強い⇒「減仕切り」
産地と卸売会社の力関係として捉えておく必要もあります。
いまは社員の会社に対する忠誠心などなきに等しいのです。
食品産業の不正問題は内部告発で情報が表にでます。
販売原票改ざんの証拠写真を撮り法令違反を農政局やマスコミに通報することも簡単にできますので、 卸売会社の経営者は肝に銘じておくべきです。
ソーシアルメディアの普及を甘くみていると、とんでもないことになります。
農林水産省 maff からシェア
バレンタインデー。日本ではチョコレートが定番ですが、海外では、欧米を中心に男女がお互いへの思いや感謝を伝えるために贈り物を交換する習慣があり、最も多いのは、男性から女性へ花を渡すことだそうです。
2011年から日本でも「フラワーバレンタイン」を広める取組が始まり、プレゼントに花を贈る男性も徐々に増えています。花を贈る際の気持ちも「楽しい、わくわくする」といったポジティブなものに変わっているようです。
花を買うのに慣れていないという方は、まず①用途(バレンタイン用)を伝え、②予算(ちょっとしたギフトなら500~1500円前後、存在感のあるものなら3~5千円前後)と③どんな花か(色やイメージなど)を相談するのがオススメ。スタイルも、花束はもちろん、アレンジメント(バスケット)や鉢植えもありますので、贈る相手の方をイメージしながらチョイスするのもいいですね。
今年のバレンタインは、大切な方への花贈りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
1輪からでもOKですし、お父さんから娘さんへのフラワーバレンタインというのも素敵ですよね。
フラワーバレンタイン公式サイト((一社)花の国日本協議会)
一時、伝統の京野菜ブームに触発されて、全国各地から「伝統の●●野菜」が狼煙をあげたが、いまや見る影もない。
三日坊主で終わったようだ。
伝統の京野菜 かね正は風格が違う!