やさい太郎の食生活健康ライフ

食と生活を中心に・・・

鹿児島特産「桜島小みかん」はこうして料理の彩りに使え!

プロの業務筋に人気がある築地市場に、みかんを販売させたら日本一の営業センスをもった仲卸がいます。
 
20年前、同社の専務が雑談中にポツリと言ったのは
 
鹿児島に「桜島小みかん」と言ってとても美味しいみかんがあるんだ。あれを料亭などに販売したらいけると思う。
 
 
私も桜島小みかんは取材したことがあり知っていたから、この言葉が何故か気になっていました。まだ上勝町の葉っぱビジネス「いろどり」がメジャーになる前のことです。
 
さて今年の5月、フェイスブックのニュースフィード上で 加太淡嶋温泉 大阪屋 ひいなの湯 赤間博斗調理長が宮崎の特産果実「へべす」を調理されている記事が流れました。これを見たときスイッチが入りました!
 
常日頃、赤間調理長が素材研究に熱心であることは分かっていましたので、思い切って桜島小みかんの説明資料添付で調理法の相談をしてみました。
 
 

【朝のご挨拶】  おはようございます



Good morning
Have a wonderful day!

おはようございます

 

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きょうも素敵な出会いと楽しいソーシアルを!

今朝はクチナシとともに・・・

「日本農業再生」


#農業 #自然農 #食品流通 #青果物流通 #花き流通

【朝のご挨拶】  おはようございます

 

Good morning
Have a wonderful day!

おはようございます

 

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きょうも素敵な出会いと楽しいソーシアルを!

今朝はペロペロネとともに・・・

「日本農業再生」


#農業 #自然農 #食品流通 #青果物流通 #花き流通

あっぱれ! 花僧・池坊専好

 

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私はこの2月、東京都中央卸売市場大田市場花き部の卸である大田花きが4月から委託手数料改定をするというニュースを見て、なんと無謀なと思い「どうなる大田花きの委託手数料改定」を書きました。
 
花き業界ではそれなりの反響があったようです。
 
いま花き業界のみならず農産物流通には、販売不振のなかで市場外流通が拡大していて市場流通には大きな変革の波が押し寄せてきています。
 
そうしたなかで、話題作「花戦さ」が上映されたので、さっそく観てきました。
 
 

ながく戦乱の世が続き京の都は疲弊していた

 

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京都では10年余も続いた応仁の乱がありました。さらに100年たっても京都の町衆の心には戦乱の後遺症が大きくのしかかっておりました。

一方で南北朝時代は大きな文化の華が開いたバサラの時代でした。

そうした時代背景のなかで、この映画は友人・利休の仇討ちのために秀吉に刀ではなく花で立ち向かったという池坊専好の話です。

クライマックスは専好が立派な生け花「大砂物」を発表するところ。

いまの時代にしては、豪華キャストを揃えどや顔で受け狙いの映画としては評価が高いのかもしれません。

結論を先にいうなら、時の権力者に死を覚悟しながら、勇敢に花とともに徒手空拳で立ち向かった専好に快哉を叫びたいところです。

こうした実在した花僧・池坊専好に魅了されました。

しかし、ないものネダリをさせていただくなら、応仁の乱後、京都の疲弊した町を描くのにもっと時間を割いてもよかったのではないだろうかと思いました。

さらに全体的な色調が暗く感じました。

むろん日本の家屋は一般的に色調は暗いとも思われますが、屋外の河原などの色調はもっと明るさを出しコントラストを感じさせてくれたら、さらにクライマックスのシーンが生きてきたのではないでしょうか。

とは言うものの池坊専好を演じた野村萬斎の声には痺れました。狂言師としての厳しい修行もあったのでしょうが、花を生けるときの背筋をピンと伸ばした姿勢もじつに素晴らしかった。

華道で最も歴史深い流派の池坊

解説書によると室町時代紫雲山頂法寺(六角堂)の僧侶の池坊専慶が生けた花が評判となったことをきっかけに、池坊専応が生け花の理論を確立。その志を受け継いだのが池坊専好。

六角堂の長として執行を務め、伝統的な立花の型を継承しつつ、それを発展させる。戦国大名の屋敷に呼ばれ花を生けたこともしばしば。

前田利家邸では横幅7.2メートルという大型の作品を披露したのだとか。

池坊を含めてもっとバサラの世界の探索を、角度を広げて人知れず楽しみたいと思っている。

久方ぶりの映画に感謝したい。